学校応援団
おはなし隊 <前編>
「じゃあ、時間が余ったら、もう一冊読もうか?」
教室から聞こえる温かい声は、おはなし隊の皆さんです。その始まりは1997年。保護者の皆さんの声かけで始まった図書室での低学年への「よみきかせ」は、時を経て各教室へと広がり、今では全校生徒の木曜日の朝の楽しいひと時となっています。
おはなし隊の皆さんに、どのように本を選んでくださっているのか伺ったところ、ご自身の子どもさんと読んだ本、季節に合った本、子供新聞の記事、ニュースになった事柄などを題材にした物などだそうですが
なんと言っても一番は、おはなし隊の皆さんの「好き!」な作品。読んでいて楽しく、聞いている子どもさんたちも、大変喜ぶそうです。
本土復帰50周年に合わせた沖縄が舞台の本、パンダのシャンシャン返還のニュースの際は、パンダの本と実際シャンシャンにあった時の写真を大きくして見せてくださったそう。
低学年のクラスは話しかけながら読める本、高学年のクラスは読み終えたとき、どんな所に興味をもったか問いかけながら、次回の「よみきかせ」への構想をねっているそうです。
(よみきかせ終了後、図書室にて、読んだ作品名を控えています)