学校応援団
おはなし隊<中編>
おはなし隊の活動の中での、エピソードも伺いました。
「ちいさなかがくのとも てんとうむし」は、春先に読まれるそう。絵のインパクトが大きく全学年で人気の一冊。縦にのびる仕掛け絵本は、聞いている子どもたちも、ついつい前のめりに。国語の授業(馬のおもちゃのつくりかた)の内容に合わせ、自宅にあった段ボールで一から紙芝居を作って見せたり、細かな挿絵の本はプロジェクターを利用したりとその内容は本を読むことだけに留まらず、楽しい仕掛けにあふれています。
「次は誰がでてくるのだろう、どんなパターンなのだろう」とワクワクする声や、思わず笑いがこぼれてしまう作品ばかり。伺った日も、目をきらきらと輝かせ、その笑い声や大きな拍手は廊下にまで響いていました。
本を通して、新たな発見をする子どもたち。
よみきかせで知った氷づくりにチャレンジたお子さん。
「今度月食がみられるよ」と写真絵本を紹介した時は、後日「初めて親子で月食を見る事ができた」との保護者の方からの嬉しい報告もあったそうです。
よみきかせの後で「表現力があった」と大人顔負けの感想を伝えてくれる子どもさんも!
おはなし隊の皆さんの活躍で、本だけでなく、子ども達の心の扉も大きく開くようです。