学校応援団

 栄小学校では、家庭・地域の皆様から多くの支援をいただいております。

 その中の1つとして、学校応援団があります。栄小学校では、学校応援団の活動を通して児童の健やかな成長の基盤づくりをすすめるとともに、家庭・地域の教育力の向上及び活性化を図っています。

 学校応援団に参加したい、興味がある方は、栄小学校(担当:教務主任)までご連絡ください。

 本校では、以下の学校応援団があります。

学校応援団

学校応援団<おはなし隊>

3学期も終盤となり、6年生のみなさんにとっては残り少ない小学校での生活となる中、おはなし隊によるよみきかせ特別編がありました。

「朗読劇 あらしのよるに」です。

普段はひとりづつお話を読んでくださるみなさんが今回は4人で1つの物語を披露してくれました。

 ある嵐の夜に、真っ暗な小屋の中で出会ったオオカミとヤギ。お互いの正体を知らないまま物語は進みます。

オオカミの低い声、ヤギのかわいらしい声また、嵐の夜を彷彿とさせる雷の光や風の吹くゴウゴウといった音なども入り、臨場感あふれる朗読劇です。おはなし隊のみなさんの手書きの背景に、物語の世界観がますます広がります。

今回は6年生のお母様方を中心に、おはなしを披露してくれました。おはなしが終われば、皆さんのよく知っている、いつものお母さんの笑顔に。

 あらしのよるに芽生えた友情の物語は、実はこの後も続きます。本来であれば「食うもの」「食われるもの」という関係のオオカミのガブとヤギのメイ。葛藤しながらも友情を深めていく2匹。どのような未来が待っているのか。

 

4月からは中学生として、新しい生活が始まる6年生の皆さん。たくさんの出会いと素晴らしい未来が待っています。栄小学校ですごした時間を胸に、夢に向かって羽ばたいていってください。

興奮・ヤッター! 学校応援団<ゴールデンルーキーズ2015>

雑草の除去や倉庫の片付け等、定期的に行って下さるのは、学校応援団「ゴールデンルーキーズ2015」栄小学校、池田小学校を拠点に活動する学童野球チームです。厳しい練習のかたわら、校内の環境美化に協力して頂いています。

 この日は、中庭・渡り廊下付近の草むしりや落ち葉拾いをして、学校をきれいにしてくれました。

1月をもち、今までチームを引っ張ってきてくれた6年生が退団し5年生以下のメンバーに伝統のバトンが渡りました。野球を通じて培った「他者への思いやり」の気持ちも、しっかりと後輩たちがキャッチして新しい春に向けて躍動しています。また、ルーキーズ活動中の学校付近の安全も、チームスタッフ、保護者の皆さんが、ご厚意で引き続き見守って下さるとのこと。頼れる応援団の皆さんです。

笑う 学校応援団<えのころぐさ>

お花のお世話や環境美化を行っているのが学校応援団「えのころぐさ」です。

先生方と協力し、芝生の手入れや、厚生委員さんの植え替えのお手伝いなどを行っています。

 

新座市では、子供たちの「生きる力」の育成のために家庭、学校、地域が連携・協力をし、地域ぐるみで子どもたちの健やかな成長を図ることを目的とした「ふれあい地域連絡協議会」を設置しています。この度、その活動である「花いっぱい運動」として学校に「ノースポール」のお花が届きました。今回は、保健室前と体育館への渡り廊下前に植えています。

学校にお花がたくさん咲いている事は、「この学校は手入れの為に多くの大人が出入りしている」という印象を与え、不審者などの侵入を防ぐ「防犯」にも役立っています。

お花には見ている人を笑顔にする効果があるそうです。子どもたちの安全を守るお花に癒され、笑顔いっぱいな毎日をすごしましょう。

本 おはなし隊<後編>

 

よみきかせは好きだけれど、「読書」は苦手な子どもさ

んのため「本が好きになる」ヒントを教えていただきました。

 

(おはなし隊の歴史が詰まったリストです。令和3年度もありました)

とにかく 家の本棚に様々な種類の本があること。

本や絵本に限らず、大人の読んでいる本、ガイドブック、図鑑、漫画、アニメのノベライズ・・・親が薦めるほどそっぽを向かれた(苦笑)というご経験などから、子どもさん自らが、自然と本を手に取れるような環境が、本が好きになる近道となりそうです。絵本などは「好みの絵であるかどうか」も重要なポイント。

同じ作家(画家)さんの本をたくさん借りたという方も。短い物語を完読することで「読書が苦手だったけど、きちんと読み終えることができた」という自信をつけていくというのも、良い方法とのこと。イソップ寓話やグリム童話は幸せに生きるヒントを教えてくれる名作。このような作品に多くふれることも、豊かな心を育む一歩となりそうです。

 

ほかにも、たくさんのエピソードや楽しいお話をしてくださったおはなし隊のみなさん。朝の少しの時間ですが、子どもやおはなし隊メンバーと楽しい時間をすごしているとのこと。「子どもが卒業しても、また栄小に戻ってこれて嬉しい」と言ってくださる方もいらっしゃいました。初めてよみきかせをやってみようかなとお考えの皆さんには、どうかあまりプレッシャーを

感じずに、気楽に、メンバーと子どもたちを見にいらしてくださいとのことです。

木曜日の朝、お時間があれば、そっと教室をのぞいてみませんか?

本 おはなし隊<中編>

おはなし隊の活動の中での、エピソードも伺いました。

「ちいさなかがくのとも てんとうむし」は、春先に読まれるそう。絵のインパクトが大きく全学年で人気の一冊。縦にのびる仕掛け絵本は、聞いている子どもたちも、ついつい前のめりに。国語の授業(馬のおもちゃのつくりかた)の内容に合わせ、自宅にあった段ボールで一から紙芝居を作って見せたり、細かな挿絵の本はプロジェクターを利用したりとその内容は本を読むことだけに留まらず、楽しい仕掛けにあふれています。

「次は誰がでてくるのだろう、どんなパターンなのだろう」とワクワクする声や、思わず笑いがこぼれてしまう作品ばかり。伺った日も、目をきらきらと輝かせ、その笑い声や大きな拍手は廊下にまで響いていました。

本を通して、新たな発見をする子どもたち。

よみきかせで知った氷づくりにチャレンジたお子さん。

「今度月食がみられるよ」と写真絵本を紹介した時は、後日「初めて親子で月食を見る事ができた」との保護者の方からの嬉しい報告もあったそうです。

よみきかせの後で「表現力があった」と大人顔負けの感想を伝えてくれる子どもさんも!

おはなし隊の皆さんの活躍で、本だけでなく、子ども達の心の扉も大きく開くようです。

本 おはなし隊 <前編>

 

「じゃあ、時間が余ったら、もう一冊読もうか?」

教室から聞こえる温かい声は、おはなし隊の皆さんです。その始まりは1997年。保護者の皆さんの声かけで始まった図書室での低学年への「よみきかせ」は、時を経て各教室へと広がり、今では全校生徒の木曜日の朝の楽しいひと時となっています。

 

おはなし隊の皆さんに、どのように本を選んでくださっているのか伺ったところ、ご自身の子どもさんと読んだ本、季節に合った本、子供新聞の記事、ニュースになった事柄などを題材にした物などだそうですが

なんと言っても一番は、おはなし隊の皆さんの「好き!」な作品。読んでいて楽しく、聞いている子どもさんたちも、大変喜ぶそうです。

 

本土復帰50周年に合わせた沖縄が舞台の本、パンダのシャンシャン返還のニュースの際は、パンダの本と実際シャンシャンにあった時の写真を大きくして見せてくださったそう。

低学年のクラスは話しかけながら読める本、高学年のクラスは読み終えたとき、どんな所に興味をもったか問いかけながら、次回の「よみきかせ」への構想をねっているそうです。

 

(よみきかせ終了後、図書室にて、読んだ作品名を控えています)

にっこり 茶道体験

青梅雨の季節、学校にも慣れ、にぎやかな声が聞こえる1年生の教室。その先にあるのが「和室 わかくさ」です。本年度は6年生のみなさんが、こちらのお部屋で「茶道体験」をしています。教えていただくのは 塩島小夜子先生。

     

地域の方々により 建てられた茶室には、掛け軸、お釜など茶道に必要な道具がすべて揃っています。また、実業家で、昭和の大茶人、松永安左エ門が、平林寺に移築した「睡足軒」の貴重な道具も一部、栄小に置かれているとのこと。多くの方々の気持ちの詰まったお茶室です。

 

少しだけ緊張しながら教室に到着したみなさん。懐紙(かいし)の上にお菓子、お茶碗、茶せん。塩島先生から手際よく配られます。

「お湯の温度が下がらないうちに手早く泡立てね」とのお話。泡だて器のように回すのではなく、縦に手早く泡立てるのだそう。皆さんの表情も真剣そのもの。先生が少しお手伝いしてくださるだけでみるみる泡のお茶がたちます。

懐紙ごと手のひらにのせたお菓子を味わい、続いて自分でたてたお茶を頂く。「おいしい!!」の声。「苦いと感じないのであれば上手にお茶がたてられたということよ」と先生からお褒めの言葉もいただきました。

先生がお茶をはじめられたのは中学生の頃。新年の釜開きのお菓子が食べられるのが楽しみだったのよと微笑まれる先生。「少しのきっかけで始めたことで、世界が広がる」と教えて下さいました。

茶道を体験することで、普通のお茶を出された時もその作法が変わってくる、お茶はカテキンもたくさん含まれていて、健康にも良い。そのようなお話の途中で「あ?足が痺れた?大丈夫?」と先生。

「ちょっと、今は立ち上がるのは無理みたいです~」という小さな声に、一気に皆の緊張もほどけ、笑顔に。

楽しい茶道体験となったようです。